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MGC製SAAシビリアン、べりぃおぅるどな逸品 [ウェスタン]

【またSAAの話をしよう。というと「エッ?またか!」という声が
どこからともなく筆者の耳に入ってくるような気がして,
思わず首をすくめてあたりを見回したくなるのだが,】というのが、
月刊Gunという雑誌に掲載されていた「モデルガン ダイジェスト」
という連載記事の著者「ジャック天野」こと
元ウェスタンクラブ会長の【根本 忠】氏の 書き出しの
お決まりの文句でありましたが、
ネモ忠さんがモデルガン全般を扱っていたのに対し、僕の場合は、
SAA専門の「文化財保護活動家」なのですから、
毎回々々登場するのは、当たり前のことながら、SAAだけなのです。

mgcsaa0308.jpg

さて今回登場するのは、
まだモデルガンが金属製でも外観黒くて、バレルも火薬を使用して
音を鳴らしたときに煙が前に抜けるようになっていても良かった時代の
つまり、はるかはるか昔の製造の【骨董品】MGCシビリアンです。
mgcsaa0301.jpg
はるかはるか昔の製造の【骨董品】は、このように金属でバレルを閉鎖して
しかも黄色く塗っておかないと、所持出来ない規則になっています。

mgcsaa0303.jpg ご覧のように3本ネジ(細ネジ)で、ハンマーノーズもブロックタイプの ものが付いていて、刻印は、残念ながら Long blank ですが、 SAAモデルガンの中でも最初期のものの一つです。 元々は、アルミ製メダリオン付きの黒いプラグリがついていました。 MGC製SAAの場合、グリップの「ストック」は、時代によって 何タイプかに変遷していまして、 一番最初、MGC製SAAが新製品として登場したときは、 ランパントコルトのレリーフ付きの黒いプラグリだったようです。 次にアルミメダリオン付きに仕様変更され(今回のこのSAAにも付いていました。) その後は、「ケミウッド」と呼ばれる茶色のプラグリに 仕様変更されていきました。 この間に、オプションパーツとして「つのグリップ」と呼ばれる スタッグホーン風のプラグリや木製グリップが発売されてました。 MGC製のSAAといえば、発売以来「日本人の手に合わせた細身のグリップ」とか 言われていましたが、近年発売されたランパントクラシック製の 「ブラックパウダー モデル」のグリップを握ると、 ほとんどソックリの握り具合です。 もしかしたら「日本人の手に合わせた細身のグリップ」とかいうのは、 長年誤解だったのかもしれません。 写真のMGC製シビリアンは、もうお分かりかと思いますが、 別会社製のグリップフレームに取り替えています。 具体的にはアサヒイーグル製ですが、削り合わせて装着しています。 これにより、2ピース構造のグリップとなり、リアルさが増すので コレクションとしての満足度がUPします。 アサヒイーグル製グリップフレームを採用すると、自動的に ハンマースプリングも板バネになってしまいます。 MGC製SAAは、「絶対に不発しない、確実な発火」を目指して コイルスプリングが採用されてましたが、板バネに変更で よりリアルさが増して、満足度もUPです。 作動については、本来は「ローラー」という部品をつけるところですが、 このMGC製SAAのハンマーに合うローラーを設計するのが 面倒なので、「無し」のままとし、板バネの長さ等のみで なんとか動くところまで調整できました。 ストックは、メダリオン付きの木製です。 あと、 エジェクターを、例によってプラSAAのものに換装しています。 MGC製SAAの場合、エジェクター回りは形状がイマイチで、 カッコ悪いので、僕の場合、ほとんどのコレクションを 別会社パーツに換装しています。 ここまでやると、ほんとカッコ良いSAAに仕上がります。


2007-08-30 14:59  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

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